【常緑名画座便り】#016 兼【常緑音楽館便り】#1212〜ロミオとジュリエット
- yanxia2008
- 2019年6月16日
- 読了時間: 2分
2019.6.16(日)
イタリアの映画監督 Franco Zeffirelli(フランコ・ゼフィレッリ)氏が死去、96歳。 余り知られていない人ですが、1968年のイギリス・イタリア合作映画『ロミオとジュリエット』の監督。 「ロミオとジュリエット」は1936、1954、1966、1968年と4回映画化されましたが、オリビア・ハッセーを起用した68年のものが、シェイクスピア戯曲の映画化としては最高のヒットを記録しました。 が、ヒットしたにもかかわらず映画賞には恵まれず、ゴールデングローブ賞英語外国映画賞くらいで終わっています。 なお、驚くことに、最初にロミオ役の出演オファーを受けたのはポール・マッカートニーだったそうです(結果的には辞退)。 この映画に出た頃のオリビア・ハッセー(17歳頃)は実に綺麗でしたね。 ディーン・マーティンの息子と結婚・離婚後、布施明と再婚して日本人を驚かせ、子供もできたものの離婚(布施明は多額の慰謝料支払いで週刊誌を賑わせ、その後森川由加里と結婚)。 その後マザー・テレサ役で2003年に小ヒットを放つも、泣かず飛ばすでもう68歳。人生は残酷です。
映画のテーマ曲は巨匠ニーノ・ロータ作曲。さすがの出来映えです。 「A Time For Us」クレジットで多くの歌手にカバーされましたが、ここではもちろんサントラ(ボーカル版)で。

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