2018.5.15（火）
そうか、あれからもう40年近くも経ったのか。
YMOが１枚目のシングル「TECHNOPOLIS（テクノポリス, 1979）」と２枚目のシングル「RYDEEN（ライディーン, 1980）」を発表してから。。。
テクノポリスと言えば、旧通産省が提案し1983年の「高度技術工業集積地域開発促進法（通称「テクノポリス法」）」で制度化され、本県郡山地域など全国で26地域が指定された「テクノポリス」が思い起こされる。
この制度自体はその後、「新事業創出促進法」により廃止されたが、テクノポリス計画は一定期間有効とされ、現在もなお、公益財団法人郡山地域テクノポリス推進機構として、福島県産業交流館「ビッグパレットふくしま」内に事務局を置き事業を進めているが、もちろんこの曲とは何の関係もない。
曲の「テクノポリス」の方は、ピンク・レディーの一連の楽曲を坂本龍一が分解・研究し再構築した「東京歌謡」だという。 坂本の発する「TOKIO」の特徴あるフレーズは、ローランドVP-330のヴォコーダー（vocoder：エフェクター）を使用している。
一方、ライディーンの元々のタイトルは、江戸後期の伝説的な力士「雷電爲右エ門」から「雷電」と表記され、その後、アメリカで「勇者ライディーン」というアニメがヒットしたことから「ライディーン」にしたという。
Evergreen Music通算1144〜1145曲目は、６年前の幕張メッセでの「NO NUKES 2012」ライブ演奏から。NO NUKESとしたのは、いかにも坂本博士らしい。
YMOは、当時も今も先端を行く。