2017.10.6(金)
男性コーラス・グループ「鶴岡雅義と東京ロマンチカ」メイン・ボーカルの三條正人さんが死去。享年74歳。R.I.P.
繁華街を舞台にし、「盛り場」の地方都市名などを冠し、また「夜」「港」「涙」などを題材にした楽曲タイトルを持つ「ムード歌謡」は、昭和の花の一つ。
1950-60年代がピークだったが、70年代以降は、伝統的な大人の社交場であるナイトクラブやキャバレー文化の衰退とともに停滞に入った。
Evergreen Music通算1067曲目のこの曲は、67年発売の「ご当地ソング」の1曲。 三條正人のボーカルと鶴岡雅義のレキント・ギターが特徴で、150万枚を売り上げたという。
昭和歌謡の一大ジャンル「ムード歌謡」の衰退と共に、昭和もまた遠くなった。 ところで、奥さんの香山美子(73歳)は最近とんと顔を見せないなあ。