2013.7.14(日)
言論の自由を脅かすとして東京新聞にも取り上げられた参院選第一声発声の安倍総理宛に作られた質問プラボード没収事件。 私も既に投稿しましたが、このプラボードの作者は、県央部のあるお寺のお身内の方と思います。
ところで、福島県が生んだ偉人の一人に朝河貫一博士という人がいます。 現在の安積高校、早稲田大学を経てアメリカに渡り、日本人初の名門イェール大学教授に就いた歴史学者で、日露戦争後の日本に警鐘を発するとともに、太平洋戦争に関しては、日米開戦を避けるため、昭和天皇宛のルーズベルト米国大統領親書草案をつくられた方で、“Peace Advocate”(平和の提唱者)として評価されています。
作者のお寺は、その朝河家の菩提寺で、博士も市内のある墓地に祀られています。
暴走し軍国主義の度を増す日本を憂慮して親書(宮中に届いた時点で既に真珠湾攻撃が始まっていたため、「幻の大統領親書」と言われます)を認(したた)めた朝河博士と、暴走する原発再稼働の動きの中で、廃炉の不透明化に対する質問ボードを作り行動を起こした菩提寺の方。。。
なにか歴史の因縁を感じるのは私だけでしょうか?。
