2013.3.19(火)
県災害・生活復興ボランティアセンターの設置運営を中心に被災者支援活動を続けてきた古巣・福島県社会福祉協議会の、東日本大震災・原発事故への対応記録集が発刊され、送られてきた。
編集作業の中心となったのは、嘱託職員で浪江町津島のKさん。
浪江町津島は、原発事故のあと1万人にも及ぶ町民が避難し、数日過ごしたものの、政府のSPEEDIによる汚染拡散情報が全く活用されず、いたずらに被曝させられた地で、高濃度汚染の警戒区域。
KさんもM市の借り上げ住宅での避難生活を余儀される中で、精一杯、編集に当たっていただいた。
心中思うところ複雑なものがあったと思うが、感謝、多謝の一言に尽きる。
浪江町といえば、同町に出向しているさなかに被災しながらも、懸命の努力で町復興計画策定に尽力し、朝日新聞の社説にまで採り上げられたTさんが、4月から県の重要セクションへの異動内示があった模様。
現場体験を最大限生かして活躍されることを願うばかりだ。
以上、今日は浪江町中心の話題を。
