【キラキラネーム】
- yanxia2008
- 2012年9月5日
- 読了時間: 6分
2012.9.5(水)
この頃の赤ちゃんの名前。 一生懸命考えて付けるのだろうし、流行り廃りがあるのも分かるが、半分以上が何と読むのか私には全く分からない! 阿藤快ではないが、「何だかなぁ」。

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本当に実在する名前!!!キラキラネーム一覧
度を越した当て字に読めない名前やあまりにもかわいらしさやカッコよさを追求し過ぎた名前を、最近では「キラキラネーム」とか「DQN(ドキュン)ネーム」と呼び話題を呼んでいますよね。 今回は実際に人名に使われているだなんて、にわかには信じがたい選りすぐりのキラキラネームをタイプ別に分類してご紹介いたします!
頑張っても読めません!音が決め手のキラキラネーム

いわゆる当て字で名前をつけてしまったパターンが、この「(呼んだときの)音が決め手(と思われる)キラキラネーム」です。周囲の人たちは音だけでつけたと思っても、親にとっては漢字のチョイスに深い理由があるかもしれませんので、(と思われる)と入れてみました。
音でつけたと思われるキラキラネームは、どちらかというと女の子の名前に多いようです。漢字の意味よりも、まず女の子の名前としていかに可愛いかにこだわり(?)、呼んだときの「音」をイメージして、それを漢字に当てはめて名付けるケースが多いようです。「瑠」や「羅」という漢字が多く使われるのも、女の子の名前に多く見られる傾向です。
男の子編
是留舵(ぜるだ)
弟吾琉(である)
歩木鈴(ぽこりん)
甲子園(こうしえん)
在波(あるは)
飛悟(ひゅーご)
女の子編
愛羅(あいら、てぃあら)
南椎(なんしー)
紗音瑠(しゃねる)
乃絵瑠(のえる)
未羅乃(みらの)
男の子も女の子も、日本に帰化した方もびっくりの当て字っぷりです。あえて漢字にした意味は何なのでしょうか…。
意味を考えてみましょう…想像力を刺激するキラキラネーム

難解シリーズより派生した(?)のが、「どう頑張っても読めないけれど、意味を連想して見ると納得!(?)」も出来るかもしれないのがこのパターンです。男の子によくあるタイプのキラキラネームで、決してそのまま読んでは正解に到達しないのがポイントです。マンガから付けられていることがかなり多いのも特徴と言えるでしょう。しかも、なんと!すべて実在する名前です…。
男の子編
黄熊(ぷう)
騎士(ないと)
詩羽楊(じばにゃん)
光宙(ぴかちゅう)
瑛磨(えーす)
龍飛伊(るふぃ)
女の子編
月姫(らめ)
音音(のんのん)
碧(あくあまりん)
闘女(きゅあ)
良妃(らびん)
愛舞(いぶ)
男の子も女の子も小さな子に人気のアニメ色が色濃く出ている名前ですね。幼稚園から小学生低学年には人気を集めそうです!…が、それ以降はどん底かも知れませんね…。
なぜ、これを名前に?思わず問いただしたくなるキラキラネーム

いくらなんでも…と思ってしまう名前もありますよね。親にとっては可愛いのかもしれないけれども、ちょっと違う見方をしたらあまりイメージが良くない響きをもつ名前もあります。赤ちゃんのときは良いですが、子供になって周りからの反応などを察するようになった時、親に対してどんな感情が芽生えるのでしょうか。ただただ、心配の一言です。
男の子編
楽気(らっきー)
美俺(びおれ)
生粋(しぇいき)
月男(るなお)
大麻(たいま)
誕生(ばーす)
主人公(ひーろー)
女の子編
手洗(てぃあら)
泡姫(ありえる)
心中(ここな)
月々奈(るなるな)
理想女(りそな)
姫羅梨亜(きらりあ)
コラ!親!てぃあらだとかありえるだとか可哀そう過ぎですよ?!ありえるの場合、恋叶わずして泡となった人魚姫っていう意味なのでしょうが、それもそれでどうなのかと…。どうか素敵な恋を叶えて欲しいです…。ビオレくんはアライグマみたいにず~っと手を洗っているイメージですね。
キラキラネームをつけた親の1割以上が後悔している!

キラキラネームをつけた親の1割以上が本気で後悔しているとも言われています。なぜ一生ついて回る人名に、のちに親も子も後悔するような選択をしてしまうのでしょうか?
理由1 マタニティハイ
近年では子供の名前はお父さんとお母さんが話しあって名前をつけるケースが一般的ですが、「妊娠・出産というイベントで二人とも舞い上がってしまっているとキラキラネームになりがち」と言われています。いつもと違うハイテンションで考えてしまうので、あり得ないような名前に仕上がってしまうのです。
しかし、そのテンションはゆっくり時間をかけて低くなっていき、段々と子供といる時間も少なくなりはじめる頃…大体小学校入学するかしないかのあたりで名前に違和感を覚え出すという場合も少なくないようです。
昔のようにおじいさんやおばあさんの意見が重視されたころは、マタニティハイと無関係の落ち着いた名前が多かったのですが、核家族化が進む現代では、盛り上がる二人をだれも止められなくなっているのかもしれません。
理由2 子供のペット化・アクセサリー化
子供の名前は、子供のためにつけられるべきものです。ですが、「かわいいから」「自分がそう呼びたいから」といった、子供の気持ちを無視した付け方をしてしまうと、キラキラネームになってしまうようです。洋服を選ぶときに、子どもの動きやすさよりも「連れて歩いてお洒落かどうか」で子供服を選ぶのと似ている感覚です。
キラキラネームのメリット&デメリット
このようにメディアで幾度も取り上げられているキラキラネームは、子供にとってまた親にとってメリットはあるのでしょうか?それとも、やはりデメリットしかないのでしょうか?
キラキラ☆メリット
やはり何と言ってもインパクトが大きいので、覚えやすいというメリットがあります。ですが、「瑠」や「琉」「留」など、キラキラネームによく使用される「る」だけでもいくつもの漢字がありますので、「どの『る』だっけ?」といったように、なかなか漢字までは覚えてもらえないこともあります。
DQN!デメリット
「DQNネーム」と呼ばれていることからも、キラキラネームは「残念な感じ」「ちょっと常識を超えている」というイメージを持って受け取られることは、やはり多いようです。キラキラネームの子供を見るだけで、「親はどんな人なんだろう」「常識がない人ではないだろうか」と不安に思う保育士・教師も少なくないのです。
子どもを知的に見せたい、親も知的に見せたいなら、キラキラネームを選ぶことはあまり得策ではないでしょう。
また、お受験にも不利と言われています。いわゆる名門の一貫校の初等部(小学校)には、キラキラネームの子どもはほとんどいないのが現実です。どちらかというと、キラキラネームよりも「淑子(よしこ)」「桜子(さくらこ)」「一太郎(いちたろう)」などの大正や昭和初期を思い起こさせる古風な名前の割合が高い傾向があります。将来、子供のお受験を考えるなら、お年寄りにも読みやすい名前が良いと言えるでしょう。
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