2012.7.24(火)
4つの事故調報告が出揃った。
東電のものを除けば、濃淡はあっても、業界も政府も長年の癒着(”虜”)の中で「デタラメ」の蓄積にいかに奔走してきたかということがはっきりした。
にもかかわらず、これまで責任を取った者は誰もいない。 今日の朝日の記事では、刑事告訴・告発が相次いでいるのに、検察は「受理」するかどうか判断を留保しているとある。 それどころか、検察内部では「立件は難しい」との声が大勢を占めているという。
おかしいではないか。全く理解しがたい。 立証責任の転嫁も考慮すべきだし、同時に、告訴状提出先の福島地検の検事正には、東京地検の堺前特捜部長が就いたばかりで、汚名返上の絶好の好機なのだから、ぜひ受理し強力に捜査を開始すべきだ。
それともこの人事は、地元を力で押さえつけるための布石なのか?
