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yanxia2008

【常緑名画座便り】#012 兼【常緑音楽館便り】#1197  イタリアン・クラシック名画・名曲

2019.3.18(月)

 「なぜ、そんなに続きをほしがる?皆、それほど想像力がないのだろうか」

 戦後イタリアの名作中の名作映画「道」の上映後に次作オーダーが殺到したが、フェデリコ・フェリーニ監督はこう言ってすべて拒絶した。。。

 名物コーナー「折々のことば」で先週、朝日新聞がこう紹介していた。

 映画の粗筋はこうだ。  粗野で粗暴な大道芸人(Anthony Quinn / アンソニー・クイン, 1915-2001)は、彼がタダ同然で買い取った少し知的障害を持つ女性(Giulietta Masina / ジュリエッタ・マシーナ, 1921-1994)との交流の旅を続けたが、途中で別れる。  数年の時が流れ、彼は、見知らぬ海辺の町で昔彼女がよくラッパで吹いていた曲を耳にした。  そして、彼女が孤独のうちに亡くなっていたことを聞いて絶望的な孤独感に打ちのめされ、ひとり嗚咽を漏らすのだった。。。

 ということで、今日は久し振りにこの映画「La Strada」(1954)のDVDを観て感動を新たにした。

 Evergreen Motion Picture 通算12本目は「La Strada」、Evergreen Music 通算1197曲目は彼女がラッパで吹いていたそのテーマ曲「Gelsomina(ジェルソミーナ)」を。  ジェルソミーナとは、この知的障害のある女性の名前だ。  作曲はニーノ・ロータ。

 なお、画像は自作DVDラベル。

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