2012.9.27(木)
福島市で開かれた第20回ふくしま復興支援フォーラムに出席。
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国会事故調委員を務められた蜂須賀禮子さん(大熊町商工会会長)による「被災者の立場からの事故調査報告」をお聞きした。
避難者の方の姿も。錚々たる委員メンバーの中で唯一被災者代表として加わられた蜂須賀さんの苦闘の経過を、守秘義務の枠の中で最大限お話いただいた。
しかし、肝心の報告対象者である国会(議員)の理解はなく、報告書提出後の動きが全く見られないことのほか、被災県である福島県の情報発信が極めて不十分であることなどを嘆いておられた。
県自体、昨年暮れに復興計画を策定したのにその後の経過が不明確との話や、東電は第二原発について、廃炉どころか、再稼働に向けて着々と準備を進めているのではないかとの声も。
被災側からの情報発信がなければ風化が進み、それこそ「近いうちに」何事もなかったかのようになることを私も恐れる。
それにしても、国会事故調報告書は事故原因等に完全に迫り切れていなかったものの他の報告書に比べ素晴らしい出来だったと思う。
蜂須賀さんの行動力にも敬意を表したい。 やはりこの方、タダ者ではない。
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