26日、全中央省庁から職員約6500人が東京・清水谷公園に集合し、「谷さんを守り忖度政治を糾弾する全省庁ノンキャリア職員総決起大会」が開かれた。

　森友学園問題で籠池理事長にファックスを送信した中小企業庁連携推進専門官で前内閣総理大臣夫人付きの谷査恵子さんに全責任をかぶせようとする政権を糾弾するために急きょ開かれたもの。

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　集会に参加した厚生労働省の課長補佐Aさん（45）は
　「谷さんは公人としての総理夫人に忠実に仕え、与えられた業務を公務として誠実に実行したまでだ。それを個人の責任だとして押しつける総理や官房長官の発言は酷い。しかも突然南アや南米、米国などに赴任させようとしているとの流言まで出ている。翻弄されている谷さんが余りにかわいそうだ。我々ノンキャリア職員は常にキャリアに卑下されつつ、望まぬ仕事を押しつけられても言い答えせず真面目に執行しているのに、キャリアはあらゆる場面で忖度行政を展開し出世している。ここで我々が立ち上がらなければ、この国は完全にダメになる｣
と語った。

　なお、谷さんの外務省出向、外国赴任の話は現段階では真偽が定かでない。実際は決まっていたものの、ＳＮＳで情報が拡散され、逃亡幇助、若しくは異国で抹殺するつもりだなどと批判が高まることを恐れた政権が一時発令を保留したとの情報もある。

　このような状況から、巷ではこんな川柳も流され、谷氏に同情が集まっているという。

全省庁ノンキャリア職員総決起大会開かれる